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 上演記録
第6回公演「喜劇法廷〜バカヤロー!こんな裁判あるか!〜」

2003年5月23日 19:00
2003年5月24日 14:00/ 19:00
2003年5月25日 14:00

中野・スタジオあくとれ

西暦2020年。
東京では犯罪が急増し、警察は裁判所が発行する逮捕状なく被疑者を逮捕できる「スピード逮捕法」が施行された。
それと同時に一日で判決を下せる「スピード判決」が認められ、罪もない人々に有罪判決が下りることもしばしば。
そんな未来の裁判ではより公正な審判が求められるのだが…

大手町正門(弁護士)/のむらそうし
有楽真理夫(検察官)/中田 ジュンイチ
半蔵門虎子(裁判長)/岡 さつき
神田太一(被告人)/青木 努
日比谷晴美(証人)/小野 梨花
東京子(廷吏)
村嶋 緋佐子
銀座深雪(弁護士)/みづちこう

作・演出/中村 純一
演出補/岡 さつき
照明/稲葉 美紀・稲葉 豊
音響/花村 直希
舞台監督/中村 竜徳(劇団TDP)・高田 由紀
衣装・小道具/小野 梨花・みづちこう
装置/青木 努・のむらそうし
広報/高田 由紀・みづちこう
制作/Theatre111
協力/鵜叉 功祐・亀井'KAPPA'淳一・河崎 卓也


関根 久美子・藤原 麻衣・三橋 綾

タイトル
タイトルに「喜劇」と冠したのは、「この作品はコメディーですよ」という告知をすることで、お客様に「これは笑っていいお芝居なんですよ」とアピールすることができるからです。

さらに副題の「バカヤロー!こんな裁判あるか!」で、とんでもない裁判の進行が予測でき、どんな審理が展開されるかという期待感が生まれます。

今回の演目名は割とすんなり決定しました。

脚本
脚本は、とにかく演技者が言葉でぶつかり合う、白熱したトークバトルというのがやりたくて、裁判モノという設定に容易にたどり着きました。

さらに喜劇をやりたかったわけですからもちろん笑いアリ。白熱トークもアリ。だけど一応ちゃんとストーリーは辻褄が合って完結してる。というのを目指して書きました。

実際の裁判では被告人や廷吏が目立つことはあまり無いのですが、そこはお芝居ですから、いろんな人がいろんな人と絡むように気をつけて書きました。

役名について
役名に関しては、私の得意な命名法である「電車の駅名からアレンジ」を採用しました。

大手町正門(おおてまち・まさかど)
「大手」とは城の正面を意味し、大手町とは城の正面にある町のことです。正門は裏門に対して表門、すなわち勇壮な城を真正面から見た正々堂々としたイメージで、正義の弁護士にふさわしいと思って名づけました。

有楽真理夫(ゆうらく・まりお)
有楽町という地名はもともと織田信長の弟、織田有楽斎(うらくさい)から取った名前で、茶道に秀でた人物だったそうです。茶道といえば作法が厳しい世界ですが、そんな厳格なイメージを、厳正な検察官の職務に重ね合わせました。真理夫は、有楽町には映画館で有名な「有楽町マリオン」があります。

半蔵門虎子(はんぞうもん・とらこ)
もともと台本では「丸ノ内霙(まるのうち・みぞれ)」というきれいな名前がついていました。丸ノ内といえば東京の中心、霙は冷たい雪のイメージで、法廷の中心にいて冷静な裁判長のイメージでした。が、台本中、名前についてツッコむシーンがあって、成り行き上、裁判長の名前を最もヘンな名前にすることになり、響きを重視し、半蔵門になってしまいました。虎は虎ノ門から拝借しました。

神田太一(かんだた・はじめ)
名前で遊んでみよう、とは台本作成の時点からあったのですが、「普通はこう読むよな」という名前をあえて違う読み方にし、姓と名の区切りも変えることでさらに裏切ってみようということで、普通なら「かんだ・たいち」と読みたいところですが、実は「かんだた・はじめ」というヒネクレ方にしてみました。公開まではチラシや告知などでも「神田太一」とつなげて書き、「神田太 一」とは書きませんでした。カンダタは、ドラクエに出てくる盗賊の名前です。

日比谷晴美(ひびや・はるみ)
日比谷には「晴海通り」という大通りがあります。

東京子(あずま・きょうこ)
これも名前遊びの一つです。「とうきょうこ」ではなく、「あずま・きょうこ」です。この名前はもともと設定として存在しただけで、台本中には出てきませんでした。せっかく面白いネーミングなのに出てこないのはもったいない、という声もあり、前説で自己紹介させることで日の目を見たというわけです。

銀座深雪(ぎんざ・みゆき)
銀座には「みゆき通り」という通りがあります。さらに、銀座には「銀座みゆき館劇場」という劇場があります。

新橋かもめ(しんばし・かもめ)
被害者です。設定上の人物で登場はしません。JR新橋駅からは「ゆりかもめ」が出ています。

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