「スタンバイ」と省電力のススメ

Windowsを終了させるときに[シャットダウン]で終わらせてる人、結構多いと思います。

シャットダウンは、メモリ上にあるすべてのプログラムを安全に終わらせ、PCへの電源供給を終了させます。
そのため終了に時間がかかるだけでなく、次回起動時は、PC各部への通電、起動、HDDからメモリへシステムの読み込み、展開…と、ユーザーが使える状態になるまでに数分かかります。


この数分が非常にわずらわしい。


その間はパソコンがまったく操作できないくせに電気代はかかってる。
一回の起動で3分かかるとして、月に20日しか使わなくても60分のロスタイム。
1時間、無駄な電気を使うことになります。

また、電源ボタンを押した瞬間の「突入電流」があります。
PCの各部に一斉に大電流を流すため、通常使用時よりも多くの電流が流れます。
精密機器にとってもより負担がかかってるはずです。


そこで私は「スタンバイ」をオススメしたい。

(Vistaでは「スリープ」)


スタンバイは、メモリにデータを残したままメモリや必要パーツ以外への通電を終了します。
メモリにデータが残ってるから復帰は速いです。
電源ボタンを押して使える状態に復帰するまでの時間、わずか数秒。

[スタート]ボタンを押して[シャットダウン]を選ぶと、ダイアログが出ます。
ここで[シャットダウン]ではなく[スタンバイ]を選ぶだけ。
PCをほぼ毎日使うような人は、こっちの方が時間も電気代も節約できると思います。


スタンバイ状態だと当然電気代がかかりますが、せいぜい2~3W。月にだいたい32円くらい。
スタンバイ状態での電気代を気にするくらいなら、こまめに部屋の電気を消した方が節約になります。

とはいえ、ずっと起動しっぱなしだとメモリにゴミが蓄積されてパフォーマンスが落ちます。
トイレに立つときや食事の間など、スキを見て再起動するとよいでしょう。

あと、デスクトップパソコンのように常時コンセントにつながってればいいですけど、
ノートのようにバッテリー駆動だと数十分から数時間は大丈夫かもしれませんが、それも切れるとメモリに残っていたデータが消えてしまうので注意が必要です。


そういう場合には「休止状態」がオススメ。
メモリにあるデータをHDDに書き込んでから終了させます。
次回起動時はHDDからメモリに展開するだけですから、「シャットダウン」の状態から起動するよりは時間がかかりません。

「休止状態」を使用するには、コントロールパネルの「電源オプション」で「休止状態を有効にする」にチェックをつけるだけ。
[スタート]ボタンを押して[シャットダウン]で出るダイアログで、「休止状態」が選べるようになります。


また、液晶はやたら電気を消費するらしいので、しばらくPCから離れるときはディスプレイの電源を切るのも有効な手段です。
コントロールパネルの「画面」から、[スクリーンセーバー]の[モニタの省電力機能]で設定できます。
[モニタの電源を切る]を10分から20分くらいで設定しておくとよいでしょう。

[ハードディスクの電源を切る]という設定もありますが、こちらはそれほど省電力対策にはならないようです。
30分後くらいに設定しておけばいいんじゃないでしょうか。


参考: 日経パソコン6/23号「消費電力を極める」

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