「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」

「隠し剣 鬼の爪」

2004年10月公開。日本映画。
原作: 藤沢周平
監督: 山田洋次
出演: 永瀬正敏、松たか子、他

東北の小藩の平侍として貧しいながらも幸せに暮らしていた宗蔵(永瀬)は、ある日、数年前まで女中として自分に仕えていたきえ(松)と偶然出会う。
幸せに暮らしていると思い込んでいた宗蔵は、きえのやつれて疲れた表情に困惑し嫁ぎ先の商家を訪ねてみると、きえはひどい扱いを受けており病に臥せっていたのだった。
そんなきえを宗蔵は強引に連れて帰り、手厚く看病してやるときえは以前のように明るい表情を取り戻した。

そんな折、宗蔵と同じ門下生だった狭間が謀反を起こし、牢に入れられる。
宗蔵は牢から逃げ出し農家に立てこもった狭間を斬れと命じられるが、その夜、狭間の妻が宗蔵を訪ねてきた…

山田洋次の藤沢周平三部作の二作目です。
前作「たそがれ清兵衛」、次作「武士の一分」もそうですが、非常に分かりやすくて面白いです。

他の時代劇とは違って、このシリーズは妙にリアル感がある気がします。
この時代は「士農工商」という身分がハッキリと分かれていて、主人公のような貧乏な下級武士でも「武士は武士」だというのが良く伝わってきます。


「武士の一分」

原作: 藤沢周平
監督: 山田洋次
出演: 木村拓哉、檀れい、他

東北の小藩の毒見役として貧しいながらも幸せに暮らしていた新之丞(木村)は、ある日、毒見で食べた貝の毒にあたり失明してしまう。
まともに歩くこともかなわなくなった新之丞に対する沙汰は家禄はそのまま、養生に励めとのこの上ないものであった。
しかしそれは妻・加世(檀)が藩の番頭・島田に体を売って口添えしてもらったことと知り、新之丞は加世を離縁する。

ところが口添えとは島田の口実で、単に加世をだまして弄んでいただけだと知ると、新之丞は盲目ながらも島田に決闘を申し込むのであった…

これも非常に分かりやすくて、時代劇が苦手な人でもすんなり入っていけると思います。
また主人公がキムタクということもあって、若い人でも楽しめると思います。

目の見えない新之丞が物干し竿に頭ぶつけますよね?
あの時のキムタクが「マジ笑い」してるのには笑いました。

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