「サンジャックへの道」「サイドカーに犬」「眉山」
「サン・ジャックへの道」
2005年、フランス映画。
監督: コリーヌ・セロー
出演: パスカル・レジティミュス、ミュリエル・ロバン、他
亡き母の遺産を受けることになった仲の悪い三人の兄妹。
ピエールは仕事で四六時中携帯電話が手放せず、ストレスで薬も手放せない。
クロードは金がなく職にも就かずに酒浸りの毎日。
クララは頑固な国語教師。
母の遺言とは、フランスのル・ピュイからスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの1,500kmにも及ぶ巡礼路を歩いた者に財産を譲るというものだった。
普段仲の悪い三人の兄妹はしかたなく一緒に歩くことに。
このツアーには彼らのほかにも、ガイドを含む6人の巡礼者たちが同行し、道中、彼らのさまざまな想いが交錯するロードムービー。
三兄妹は無事、サンティアゴまでたどり着けるのだろうか。
行く先々の風景が美しく、旅の苦しさを忘れさせてくれるようです。
たまに彼らの願望やストレスが映像化されて出てきますが、これが前衛的というか、夢でよく見る「ヘンな」状況をそのまま映像にした感じで、彼らの内面をよく表しているといえるかもしれません。
「サイドカーに犬」
2007年6月公開、日本映画。
原作: 長嶋有
監督: 根岸吉太郎
出演: 竹内結子、松本花奈、古田新太、他
薫(松本)が10歳の頃、家出した母の代わりに突如出入りするようになったヨーコ(竹内)。
父(古田)は家政婦だというが、ほとんど入り浸りのヨーコは明らかに父の愛人だった。
気さくなヨーコと薫との心のふれあいを描く。
竹内結子とヨーコのイメージが合わず、どうもしっくりきませんでした。
無理してるっぽい。
それと引き換えに子役の松本花奈はいい演技をしていたと思います。
「眉山」
2007年公開、日本映画。
原作: さだまさし
監督: 犬童一心
出演: 松嶋菜々子、宮本信子、夏八木勲、他
咲子(松嶋)は、母・龍子(宮本)が入院したとの知らせを受けて、故郷、徳島へ帰る。
末期のガンだと知らされた咲子は、余命いくばくもない母を思い出の阿波踊りへ誘うことにした。
威勢がよく、芯の太いチャキチャキの江戸っ子を地で行く龍子役は、まさに宮本信子がぴったりだと思いました。
さすがです。
阿波踊りのシーンはすべてエキストラなんですね。迫力がありました。
ただ、ものすごい人のはずなのに、まさかあの展開はないでしょう(笑)。