沖ノ鳥島に関する考察 3 初級編
「聞いたことはあるけどどんな所かよく知らない」という人向けに、改めて沖ノ鳥島をさらっておこうと思います。
「日本の最南端」ということくらいはご存知ですね。
どこにあるかというと、東京から南南西に1700キロの太平洋上。
北緯20度、気候は日本で唯一の亜熱帯。
北回帰線やハワイのホノルルよりも南になります。
干潮時には東西4.5km、南北1.7km、面積7.65平方kmもの広さになります。
面積だけでみると、沖縄の竹富島より広いことになります。
沖ノ鳥島はサンゴ礁の島です。
というときれいな島を想像しますが、実際には木も草も生えていない、ごつごつとした白い岩のかたまりのような島です。
しかも満潮になると、このサンゴのかたまりのほとんどは海面の下に隠れてしまいます。
このサンゴのかたまりの一番高い部分と、二番目に高い部分、この2か所(北小島と東小島といいます)だけが満潮時でも海面上に出ています。
この2つのサンゴの山(といっても標高はたったの数十センチですが)があるために、沖ノ鳥島は「島」と認められ、日本はその本土よりも広い、40万平方キロメートルという排他的経済水域(EEZ)を保持しているのです。
近年、温暖化による海面の上昇と波風による浸食のため、この2つの山が徐々に沈みかけており、1988年からこの山の周りをコンクリートで固め、さらにその周りを消波ブロック(テトラポッド)で囲むという、護岸工事を行なっています。
コンクリートで固められた島がある、というのは聞いたことがあるかもしれませんが、それはまさに沖ノ鳥島のことです。
沖ノ鳥島には満潮時でも波の来ない高さの位置に、3階建ての観測施設が建てられています。
最近ここに灯台が建てられ、経済活動の一端を担うようになりました。
沖ノ鳥島へは、一般には行くことができません。
渡航が禁じられているわけではなく、定期便が出ていないのです。
空港などあるはずもありませんから、船で行くしかありません。
大型船で近づいて、小船かボート、あるいはヘリコプターに乗り換えて上陸するしかありません。
船会社のサイパンやグアムへのクルーズ船が、たまに近くを通りかかったときに寄っていってくれることもあるらしいです。
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沖ノ鳥島に関する考察 2 どうやって陸地を作るか
沖ノ鳥島@GoogleEarth
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