世界樹の迷宮

ニンテンドーDS対応の3Dロールプレイングです。

ひたすら迷宮の奥へ奥へと潜っていき、最深部に到達することが目的です。
本当に潜っていくだけなのかどうかはまだ定かではありませんが、今のところそういうことになってます。

早い話が「ウィザードリィ」です。
3Dのダンジョン、戦闘システムはほぼウィザードリィそのものですが、キャラの成長のさせ方や、途中に受ける依頼によって割と自由に進めることができます。

自分がRPGを作るならこうする、と思っていた要素を実現してくれています。
悪く言えば「アイデアを取られた」というか。

たとえば、「モンスターを倒してもお金が手に入らない」ということ。

ドラクエなどをやっていて、疑問に思ったことはありませんか。
「なぜモンスターがお金を持っているんだろう」と。
私だったら、モンスターや獣を倒して、皮や歯や骨など獲物の体の一部を手に入れ、町で売ってお金に替えるほうがいい。
それを実現してくれてます。

それだけではお金が貯まらないからという配慮なのか、木やら鉱石などを伐採して売ることもできます。
道具屋では、買い取ってくれたものから新しい武器や道具などを作って、品揃えが増えていくというシステムです。

また、ドラクエをやっていて洞窟から一瞬で外へ出る「道具」はないものかと思ったことはありませんか。
「ルーラ」の呪文と同等の効果を持つ道具「キメラのつばさ」はあるのに、
「リレミト」の呪文と同等の効果を持つ道具がない。

迷宮から脱出する道具として、その名も「アリアドネの糸」という脱出アイテムがあればいいと私は考えていました。
それを実現してくれてます。
しかも名前までパクられ同じ名前で登場しています。

敵は強めに設定されています。
はじめての敵と遭遇したら、まず大ダメージは覚悟です。
特に、マップ上に見えている敵は特に強いです。
下手すると一撃で死んでしまいます。こちらがね。

ですから未踏の場所を歩くときは、一歩一歩、慎重に歩いていきます。
このゲームは自分でマッピングする機能が充実していますから、マッピングしながら、見えている敵を避けつつちょこちょこ経験値を稼いでいきます。

このゲームで唯一納得がいかないのが、「死んだものを生き返らせる」です。
RPGである以上、ドラクエのようにお金を払えば死者を生き返らせてくれること自体はまあ目をつぶりましょう。
ファンタジーの世界ということでもありますし。

ただ、その値段ですよ。

このゲームの世界は「エン」という通貨単位なんですが(この単位もどうかと思いますが)、たとえば一人生き返らせるのに「130エンです」とか言われるわけですよ。
人を生き返らせるのが130エンですか。
レベルが低いときなどは宿に一泊する料金より安かったりします(笑)。

どうせ昔懐かしいコンセプトのRPGを作るなら、ウィザードリィやソーサリアンのように、死者の蘇生には失敗もあってほしかったかも。
死者を放置すればするほど蘇生率は低くなり、一度失敗したら灰となり、さらに失敗したらロスト、という具合に、死者を生き返らせることにも重みをもたせてほしかったですね。

マッピング機能は充実してます。
オートマッピングもできますが、コアな私はもちろんオートマッピング機能はオフ。
全部手書きにしてます。
アイコンが置けるだけでなく、メモが書き込めるのがなによりいいですね。

あと、昔懐かしいゲームブックライクなテキストもいい感じです。
行き止まりで不意にテキストが表示され、「木の実がなっている。君はそれを食べることもできるし、食べずに引き返してもいい」などといった具合だ。

そんなわけで私のような20年来のコアな、最近のゲームは軟弱でいかんという方にオススメ。
ぜひ続編を期待したいところです。

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