硫黄島からの手紙
「父親たちの星条旗」、「硫黄島からの手紙」は二部作の映画です。
互いにリンクする内容となっているようですが、私が観たのは「硫黄島からの手紙」のみです。
2時間を越える大作でしたが、感想は一言でいえばやはり「戦争はやっちゃいけない」の一言に尽きます。
古い考えの策略を捨て、奇策を展開して持久戦に持ち込み、5日で落ちるといわれた硫黄島を一ヶ月以上も死守した栗林中将。
逃げ道もない絶海の孤島で周囲は敵に囲まれ、死んでゆく仲間、敵の圧倒的な勢力を目の当たりにしながらも、それでも栗林という指揮官とめぐり合うことで、「生きる」ことに執着する日本兵、西郷。
そしてそこに彼らが本土に残してきた家族の話が語られます。
栗林らが毎日のようにしたためた、届けられることのない、家族へ宛てた膨大な量の手紙。
話はいいのに若手役者の演技が下手でブチ壊しな作品もある中で、西郷役を演じた二宮和也の演技は良かったと思います。
そういう意味でも、話に入り込めたと思います。
もちろん渡辺謙は言うまでもなく安心して見れるので、より作品の質を高めています。
ネタバレになってしまうのであまり詳しくは書けませんが、終わった後もいろいろと考えてしまう、いい作品でした。
「父親たちの星条旗」もぜひ観たいところですが、まだやってるんですかね。